昭和60年に創業した揖龍運送株式会社は、節目となる令和元年に創業35年目、前身の石野運送から数えると創業47年目を迎えました。
約半世紀に渡って物流の業界に携わり、社会に貢献・発展してこられたのも、パートナー企業の皆様、地域の皆様のご尽力・ご理解の賜物と深く感謝いたしております。この場を借りまして深く御礼申し上げます。

約50年の歴史の中で物流を取り巻く社会にも様々な変化がありました。
“作れば売れる”という大量生産・大量消費の時代はバブルの崩壊とともに終焉し、人口減少・超高齢社会への突入とともに国内需要が低迷、近年では国内物流量も減少の傾向にあります。
2020年の東京五輪、2025年の大阪万博と良い兆しの様にも思えますが現実は違い、数年前からの白物家電売却、自動車メーカー国内販売不振とさっぱりです。
更には、万年の人手不足にこの間の大阪サミットG20での議題…これからいろんな事で我々の業界や物造りの業界が厳しくなるのは必至と誰が考えても予想がつきます。
そんな厳しい時代背景の中で我々は勝ち残り、生き残らなくてはならない。これからはより一層パートナー企業様と連携、情報を共有しなければならないと考えています。

私は、“顧客満足で確実な仕事をする”という事はもとより、“安全は全ての事より優先する。安全でなければ、物流の品質は保てない、弊社乗務員を守れない”という事を信念としてきました。
お客様と一緒に考え、一緒に成長し、乗務員の労働環境を良くし、みんなが笑顔で楽しくhappyに働ける環境を作る。大切な家族である全社員の生活を守る事が最大の責務と思い邁進して参ります。